偏差値を上げるための冬期講習選びの注意点
受験生にとって最後の追い込みとなるのが冬期講習のタイミング。
「12月上旬の模試ではE判定だったのに、志望校に合格することが出来た!」という声も毎春、合格者から効くことが出来ます。
冬期講習で一気に偏差値を上げることに成功する受験生が必ずいます。
理由はさまざま。これまでコツコツ勉強してきたことが一気に実力となるケースもあれば、時期的に追い込まれたことで集中力がアップしたケースもあります。
逆に、ここで実力が伸び悩むどころか調子を落としてしまう受験生もいます。
そうならないための冬期講習選びの注意点をまとめました。
塾のインフル対策を確認
冬期講習の時期はインフルエンザや風邪が流行る時期です。受験勉強の追い込みの時期に体調を崩してしまうのが大きなマイナスとなることは言うまでもありません。
そこで、注意したいのが塾側でどこまでインフル、風邪予防の対策を行っているかということ。
- 入り口に消毒液を置いている
- 講師に手洗い・うがいを徹底させている
- 除菌機能付きの加湿器を導入している
などありますが、ポイントはインフルや風邪になった生徒への対応。
最後の追い込み時期だけに体調が悪くても参加してしまう生徒がいます。
インフルエンザになった場合は通塾を禁止し、完治したことの証明書を医者からもらわないと復帰できないぐらいの厳しい対応が必要です。
ここまで厳しくしている塾なら安心して冬期講習に通えます。
塾にとってインフルエンザになった生徒も「お客さん」であることに変わりはないので、つい「自己管理に任せている」と甘い態度になりがちですが、こうした塾は危険です。
いくら自分が気をつけていても、周りからうつされたのでは意味がありません。
それを防ぐためにも、冬期講習を選ぶ際にはインフルなどになった場合にどこまで厳しく対応する塾なのかを確認することが必要です。
今年(2016年)はインフルエンザ以外の感染症(マイコプラズマ肺炎など)にも流行の兆しがあります。いままでの努力を無駄にしないためにも、必ず確認しましょう。
満足できる体制の塾が近所にない場合は、無理して冬期講習に参加する必要はありません。動画などを集中的に活用すれば講習以上の中身の濃い勉強を自宅ですることも可能です。
そうしたものも活用してみてください。