どっちで成績アップ?苦手科目or得意科目

得意科目と苦手科目 どっちを勉強すべきか?

得意科目と苦手科目では、苦手科目の方がテストの点が悪いですよね。
テストの点が低いということは、それだけ点が上がる幅が大きいということです。

 

100点満点なら80点の人はあと20点しか成績を上げることができませんが、40点の人なら60点も成績を上げることができます。

 

このため成績を上げるには苦手科目を勉強するほうが効果的のように思えますが、必ずしもそうではありません。得意科目を勉強したほうが成績が上がるタイプの人もいます。

 

 

得意科目の勉強をしたほうが成績が伸びるケース

得意科目を勉強して成績がグッと伸びる理由は、勉強に自信がつくことによる波及効果です。

 

得意な科目でクラス一番かそれに近い成績を取ると、誰でも勉強に対して自信が持てます。この「自分は勉強ができるんだ」という自身が、ほかの科目にもよい影響を与えます。

 

特に「ほめて伸びる」タイプの人は、この傾向が強いです。
自信を持つことで、想像以上の力が出てくるようになります。

 

こうした人は得意科目を勉強してみてください。
過去最高得点を取ることを目標にするとモチベーションも上がってきます。

 

苦手科目の勉強をしたほうが成績が伸びるケース

逆に苦手科目の勉強をしたほうが良いのはマイペースでコツコツ続けられる人です。苦手科目の克服には基本的な問題に戻って勉強し直しなど根気が必要です。

 

すぐに結果が出ないこともあるので、落ち込まずに続けることが何より必要です。それができれば、見返り(成績の上がり幅)は得意科目を勉強した時よりも大きくなります。

 

その意味で、逆境に強いような人がこちらには向いています。
ただし、苦手科目の勉強で結果が出るには少し時間がかかります。

 

得点に一喜一憂しないで、少しでも理解できるようになったことがあれば、そのことを自分でホメてモチベーションを高めましょう。

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